こんにちは。kenta(@haruhitoPG)です!
皆さんはホリエモンさんの著書をいままで読んだことがありますか?
僕も、実際にホリエモンさんの本を何冊か読んだことがありますが『考え方自体は参考になるが、実践向きではない。』というのが正直な感想です。
というのも、ホリエモンの本では答えまでの考え方を主に述べているが、肝心の答えについては『自分で考えろ。』ってスタンスなんですよね。
でも、これは当たり前と言えば当たり前であって、答えなんて何通りもあってその人に合った答えを読者一人一人に考えてあげることなんて出来ない。
ただ、読者からすると『好きなことをやればいいんだよ。』と言われても
- 好きなことが見つからない。
- 好きを仕事にする方法がわからない。
- そんな上手くはいかない。
などの理由で結局は行動を起こさずじまい。
なので、やる気やモチベーションを高める本で終わっているのが事実。
もし、ホリエモンの著書を読んでただ満足して終わってしまったのなら、あなたが次に読むべきなのは間違いなくヒロシの『働き方1.9』です。
目次
ヒロシの『働き方1.9』とは
YouTuberとして成功したヒロシの自伝
皆さんの知っているヒロシさんは、芸人のヒロシだと思う。
『ヒロシです。』というフレーズから始まり、自虐ネタを「ペピーノ・ガリアルディ」が歌うイタリア映画の主題歌「ガラスの部屋」に乗せて次々と繰り広げていく。
ただ、今回紹介するヒロシは芸人ではなく、YouTuberであるヒロシ。
というのも、ヒロシは2015年3月から本人の趣味の一つである一人キャンプの実際の様子をただひたすら流した動画をYouTubeに投稿し続け、今ではチャンネル登録者数30万人を超える立派なYouTuberなのだ。
そんなYouTuberヒロシの最高PV数150万再生以上のヒロシチャンネルが今に至るまでの工夫や行ってきたことが書かれている。
ホリエモンの『多動力』と言っていることは基本同じ
ヒロシの『働き方1.9』で言われていることは、ホリエモンの著書である『多動力』と基本的には同じ趣旨のことである。
大きく分けると、
- 好きを仕事にしろ。
- 苦しいことを我慢するのは時間の無駄。
- いくつものことにトライしハマれ。
ということだ。
ヒロシの『働き方1.9』の内容
ヒロシの『働き方1.9』では、数あるやりたいことや好きなことを追求(種まき)してきた中で、結果としてその好きなことの一つである一人キャンプのYouTube動画を発信することで成功(芽が出た)したこと。
そこまでには、芸能界で仮にもブレイクしていたがいろんなストレスを感じ、多々体調を崩していたヒロシ。
それからは芸能活動を休止し、いくつもの好きなことにトライしてたくさんの種まきを始めていたのだ。
ホリエモンの『多動力』の内容
ホリエモンの『多動力』では、ひとつの1/10000の人間になるなら1/100×1/100の人間になるほうが、遥かに容易で、多様性、貴重性があり、リスクヘッジになるということを言っている。
そして、これからのオープンイノベーションの社会では情報を得るのに時間をかける必要はなく、修行や耐えること、嫌な仕事をする時間は無駄であると。
ホリエモンの『多動力』から参考になることは要するに、ヒロシの『働き方1.9』でも言葉の言い回しは違えど、同じことを言っており、同じ考えであることがわかる。
じゃあ何がホリエモンの『多動力』とは違うのか。
では、何が違うのか。
なぜ、ヒロシの『働き方1.9』の方が参考になるのか。
それは大きく分けて2つある。
- 誰でも今から行動できることが書かれてあること。
- 芸人「ヒロシ」だからできたわけではないということ。
これらを順に説明していく。
『働き方1.9』は誰でも今からできること
多動力を読んだ方は感じたかもしれないが、言っていることは最もなことなのだが、いざ実行するとなると、障壁のあるものばかりだということ。
要は、考え方は参考になるが、実際に行動に移し、自らを変えるきっかけにはなかなかなりえない。
だが、ヒロシの『働き方1.9』で言っていることは、今からでも十分に始められる極めてハードルの低い位置からの話なのだ。
実際にヒロシはそこから模索を繰り返し、今現在の状態まで登ることができたのである。
もし、ホリエモンの『多動力』を読んでハードルの高さを感じ、行動に移せないでいるのであれば、ヒロシの『働き方1.9』に書かれてあることのハードルの低さに希望が湧いてくるだろう。
一般人でも芸能人でも関係がないってこと
ヒロシと言えど、一度はテレビを騒がせたお笑い芸人で、認知度も高い。
だから、YouTuberとして動画配信を始めてもある程度のファンが支えているし、話題になるに違いない。そんな風に考える人もいるだろうが、ほとんどこのYouTuberヒロシと芸人ヒロシは関係がないことを先に言っておきます。
というのも、YouTubeの動画上ではネタはおろか、本人の姿すらほとんど映りません。
一人でキャンプ先に行き、そこの自然の風景、料理を作る様子、テントを準備する様子を流す至ってシンプルな動画であることは実際に観てみれば分かると思います。
なので、仮にヒロシが芸人ではなく、一般人であったとしても同じことができるということなんです。
『働き方1.9』が伝えたいこと
誰でも“種まき”を今から始められるということ
僕がこの本の一番重要なところだと考えている部分はここ。
たくさんの種をまき、その中で目が出たものを育て、それ以外は早めに撤退するのがリスクの低いやり方。
そのとき、蒔く種は「得意なこと」ではなく「好きなこと」でなければならない。
「得意なこと」で始めると、壁にぶつかったとき簡単に辞めてしまうからだ。
「得意なこと」のモチベーションはそれがただ周りより得意ってだけのことだから。
だから「好きなこと」でなければならない。
少しでも読んでみたいと思ったら、まずは「読む」という最初の種をまいてみましょう。