こんにちは。篠原ケンタ(@haruhitoPG)です。
『置かれた場所で咲け。』誰もが一度は聞いたことのある言葉だと思います。
『置かれた場所で咲きなさい』著者:渡辺和子
という有名な本もあるくらい日本では常識のごとくこの言葉を支持している方も多いかと思います。
ただ結論から言うと
『置かれた場所で咲く』よりも『咲く場所にそもそも置く』ほうが遥かに楽ですし効率がいいです。
カラカラな土壌でいつまでも踏ん張ってるくらいならさっさと栄養豊富な土壌に植え替えた方が当然いいですよね。
そもそもあなたに必要なことは『あなたが咲ける場所を確実に見つけること』です。
これを理解しておいてください。
いまあなたの“置かれている場所で固い根を下に伸ばしてしまう”前に!
目次
置かれた場所があなたの輝く場所とは限らない

あなたの咲ける場所は限られている
今あなたが置かれた状況の中でいかに努力して芽を咲かせようかと試行錯誤する。
これはもちろんとても大事なことです。
ですが、その置かれた場所自体が『あなたの咲ける場所』だとは決してないということを理解しておく必要がある。
そして試行錯誤した上で、初めて今いる土壌は果たして自分の咲ける環境なのかを見極めます。
このステップを飛ばして『この舞台こそ私の輝く場所』と思い込んでしまうと危険ですので気を付けましょう。
努力と我慢をはき違えている

そもそも『努力』とは
【努力】どりょく
力をこめて事をすること。あることを成し遂げるために、休んだり怠けたりすることなくつとめ励むこと。また、それに用いる力。
『コトバンク』より引用
では『我慢』とは
【我慢】がまん
感情や欲望のままに行動するのを抑え堪え忍ぶこと。辛抱すること。
『コトバンク』より引用
とのこと。
『努力』と『我慢』には決定的違いがあることがわかりますね。
結論から言うと
- 我慢はただ今を耐えているだけ。
- 努力には目標があり、力が入った今がある。
ということ。
以上のことを踏まえて、いまあなたが置かれている場所で咲こうとするのは『我慢』と『努力』どっちに当てはまるでしょうか?
もしそれが『我慢』に当てはまるんだとしたら、まずは『努力』ができる土壌を見つけることこそあなたが何よりも先にやるべきことです。
砂漠で咲こうとするのは効率が悪い

砂漠とオアシスを見分ける
結論から言うと、“砂漠でどんなに咲こうと努力したところで咲けないものは咲けない”が答えです。
もそもその環境があなたにとって適切でなく合っていないってだけなので、それで自分を責める必要なんて全くありません。
砂漠の中で自分にとってのオアシスを見つけることができて、そこで咲くことが出来ればそれでいいんです。
ただ、この場合のオアシスはすぐ見てわかるようなものではありません。
だから、『咲く努力』は絶対に必要です。
オアシスを見つけるイチバンの近道
オアシスを見つける一番の近道は、『まずは多くのことに触れて経験し固定概念を持たずにやってみる』ことです。
その上でいくつか自分ルールを設ける。
例えば
- 1年で芽が出なければ身を引く
- 新しい挑戦(種まき)を月に1回行う
などなど。
重要なのは『いくつもの種を常にまいておくこと』です。
そして、育ちそうな種には期限を設けて水をやりましょう。
これで1つでも芽が出れば“あなたの勝ち”です。
環境や場所に執着するのは良い結果を生みません。
『芽が出る環境こそあなたの輝ける場所』です。
つまりは、“無理に置かれた場所で咲く必要なんてなく、咲く場所に置けばいい”んです。